オドントグロッサム
- 原産地
- メキシコ・ジャマイカパナマ・コロンビアなどの標高2,000m~3,500mもある涼しい森林地帯
- 耐寒性
- やや強い
花の特徴としては、花びらのふちにギザギザがあったり、黄色やピンクの花びらに茶系の模様が入っている品種が多くあります。
発見されたのが1800年頃なのに、名前が知られるようになったのは、1860年頃と、ずっとあとになります。現在のように冷暖房設備の無い時代、オドントは暑さに弱く何日もかけての船旅に耐えられなかった、ということです。
管理方法
置き場所
秋に10度くらいになったらレースのカーテン越し程度の部屋の中に入れ、冬は室内で管理します。
春5月下旬頃、夜間の気温が10度以上に安定したら外に出して風に当てても良いですが、日中の強い日差しにはなるべく当てないように注意してください。(25度以上にならないように!)
高温多湿を嫌いますので夏は日陰の涼しい場所や室内の涼しい場所に置いてください。
水やり
春や秋はやや乾燥気味ですが、乾かしすぎない程度に水を与えます。
夏は暑さで生育が止まり、特に過湿を嫌いますので水は控えめです。
冬は15度程度を保てる場合は、生育していますので乾かしすぎない程度の水やりが必要です。
温度が低いのに水を与えると、根ぐされを起こしますので注意してください。
肥料
4月と10月に、化成肥料を月に1回与えます。
また、半月に1回、約2,000倍に薄めた液体肥料を水やりの代わりに与えます。
植え替え
4~5月に植え替えです。水苔や細かいバークで植え替えます。