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花の管理方法

キンモクセイ

モクセイ科
モクセイ属
タイプ
常緑樹
原産地
中国

秋に甘い香りを漂わせ、私たちを楽しませてくれるキンモクセイ。原産地の中国では、その香りは千里先まで届くと言われているそうです。キンモクセイの香りのお酒、桂花酒も愛されています。
仲間には白い花とのこぎり状の葉をもつギンモクセイ、淡い黄色の花を咲かせるウスギンモクセイなどがあります。その中で最も強い香りを持ち、濃黄色のオレンジがかった花を咲かせるのがキンモクセイです。

管理方法

置き場所

日当たりと風通しの良い場所に、腐葉土を2~3割混ぜて植えつけます。

水やり

庭植えは植えつけ時以外には必要ありません。鉢植えは春~秋の生育期に乾かさないように気をつけます。

肥料

寒肥として油かすと骨粉を混ぜたものを1~2月頃に、鉢植えはほかに春と開花前にリン酸分の多い化成肥料などを施します。

増やし方

梅雨頃に、今年伸びた枝を10~15cm程度に切り、小粒の赤玉土か鹿沼土などにさすと、秋までには発根します。

植え替え

鉢植えの植え替えは花芽ができる前の梅雨頃か、秋に行います。

剪定

成長が早いので、大きくなるのを抑えたい場合は、毎年剪定します。
時期は花後すぐか、2~3月頃です。今年伸びた枝を1~2節残して(葉を2枚または4枚残して)切り戻します。込みすぎた枝なども間引きします。
3~4年ごとに剪定する場合は、3月頃に枝を3~4年前の長さまで切り詰めます。その年は花が咲きませんが、翌年から再び花を咲かせてくれます。