クチナシ
- 科
- アカネ科
- 属
- クチナシ(ガーデニア)属
- タイプ
- 常緑低木
- 流通名(別名)
- 梔子(くちなし)
- 原産地
- 静岡以南、中国南部、台湾
- 開花期
- 6月~7月
- 花言葉
- 私は幸せもの
香りの女王、クチナシ。甘い香りで、香水の原料としても使われています。果実は熟しても開かないので「口無し」が和名の由来となっています。純白の花はさわやかな雰囲気を演出してくれます。19世紀のヨーロッパでは愛を育む花とされ、恋人への贈りものとされていたそうです。
一重咲きのほか、豪華な八重咲き(ガーデニアの名前で出回ることもある)もあります。実がなるのは一重咲きのみで、赤く熟すと美しいです。鉢植えで出回るクチナシの多くはコクチナシ、またはヒメクチナシで、地植えにしてもあまり大きくなりません。斑入りの種類もあります。
管理方法
置き場所
午前中だけ日が当たる場所か、明るい半日陰の場所。室内なら明るい窓辺に置きます。
水やり
地植えは夏に乾燥が続くようなときは与えますが、それ以外は不要です。鉢植えは乾燥させないように、土が乾いたらタップリ与えます。葉水も効果的です。
肥料
3月~4月と花後の2回、固形の有機質肥料か、緩効性の化成肥料を施します。
主な作業
植え替え、植えつけは4月~5月。さし木は6月~7月。剪定は花後の7月~8月。樹形は自然に整うので、あまり剪定は必要ありません。軽く樹形を整えるくらいにします。花が咲いた枝の半分程度で切ると、翌年の花数が増えます。
病害虫
6月~9月にオオスカシバの幼虫がよく見られ、ひどいと葉を食べ尽くします。捕殺するか、アセフェート粒剤などの殺虫剤を散布します。