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花の管理方法

グミ

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グミ科
グミ属
タイプ
常緑、落葉低木
開花期
4月~5月、結実期/6月~7月

日本にも自生しており、雨・乾燥・風に強く、丈夫で育てやすい果樹です。手もかからないので、家庭で育てるのに適しています。
グミの実は皮が薄く変質しやすいので、市販されることはほとんどありません。家庭で栽培してこそ、味わえることのできる果実です。また、観賞用としても楽しめます。
一般的な品種は、実が大きくて甘い「ビックリグミ(ダイオウグミ)」です。夏には収穫できます。生で食すほかに、果実酒にもできます。

管理方法

置き場所

日当たりの良い場所。

水やり

庭植えはほとんど必要ありません。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり与えてください。

肥料

3月と9月に油かすを発酵させた有機質肥料、または緩効性の化成肥料を施します。

主な作業

植えつけ、移植は3月と11月~12月。剪定は12月~2月。込み合った枝や交差枝などを切ります。下のほうの幹から出た枝は基から切ります。また、新梢の先を3分の1くらい切り詰めます。

ポイント

グミは一般的に自家結実性ですが、ビックリグミは自家不結実性です。花は咲いても、そのままでは実がなりません。ほかのグミなどの花粉を受粉するとよいのですが、ビックリグミは開花期が遅いのでそろって花を咲かせません。そこでビックリグミを鉢植えにし、暖かい場所に置いて開花を早めます。
そのほか1番簡単な方法は、ジベレリン(植物ホルモンのひとつ)散布です。花が満開の時と満開から2週間後の2回、ジベレリン液を1万倍に薄めて霧吹きなどで花と葉に十分かけます。
よく実がなるのですが、実がなりすぎる心配もあります。剪定時に強めな枝を残すようにするとよいでしょう。慣れたら散布時期を少しずらすなども効果的です。