ヒマラヤユキノシタ
- 科
- ユキノシタ科
- 属
- ベルゲニア属
- タイプ
- 常緑多年草
- 流通名(別名)
- ベルゲニア・オオイワウチワ
- 原産地
- ヒマラヤ
- 開花期
- 2月~5月
- 耐寒性
- 強い
- 耐暑性
- 強い
- 花言葉
- 順応
太い根茎に丸く厚い葉がつき、分岐した花茎の先端、房状に花を咲かせます。
日本で栽培されているのはベルゲニア・ストラッケイ(狭義のヒマラヤユキノシタ)のほか、ベルゲニア・クラシフォリニア(和名オオイワウチワ)、中国原産のベルゲニア・プルプラスケンスなどがあります。
ヒマラヤユキノシタは暑さ、寒さに強く、何年たっても草姿が乱れない事から、鉢植えのほか、花壇やロックガーデン、日本庭園の石組みに添えたり、グランドカバーに利用されています。
管理方法
置き場所
日なたや半日陰、日陰でも育ちますが、真夏に半日陰になるところが良いです。
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は雨だけで充分に育つので水やりを行う必要は基本的にありません。例外として日照りが続くような場合だけ与えます。
肥料
もともと肥料をそれほど与えなくてもよく育ちます。
与えすぎると茎が伸びすぎてだらしない格好になるので逆効果です。
肥料は植え付ける際に土の中にゆっくりと効くタイプのものを混ぜ込むのと追肥として同じものを開花中に1回株元にばらまく程度で充分です。
植え付け
生育温度が10~20度なので、3~4月、9~10月に植え付けを行います。
茎を横向きにして深さ2cmくらいの浅めに植え付けましょう。
深植えは禁物です。
茎は四方八方に伸びず常に一方向に伸びていく性質があるので鉢植えにする場合は新芽の伸びていく方向に充分スペースを空けて植えるようにしましょう。
一度植えると植え替える必要はありません。
茎が伸びすぎたら途中できるとよいです。
用土
粗砂または、赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用します。
地植えの場合、水はけの悪い場所は避けましょう。
増やし方
花後か秋に掘りあげて株分けします。
ポイント
鉢植えするときは、赤玉土に腐葉土を混ぜた用土で植えつけます。