フヨウ
- 科
- アオイ科
- 属
- ヒビスクス属
- タイプ
- 落葉低木
- 開花期
- 7月~9月
- 耐寒性
- やや強い
- 花言葉
- 日毎の美しさ
華麗で大きな花を咲かせます。花色は白やピンク、紅色などがあり、朝は淡く、夕方には濃くなります。1年草のトロロアオイ、宿根草のアメリカフヨウなどもフヨウの仲間です。なかでも酔(すい)フヨウの人気は高く、八重の花が咲き始めは白く、時がたつにつれて淡紅色、そして夕方から夜にかけては紅色と、1日で花色が変化する古くからの名品です。
管理方法
置き場所
日当たりがよく、湿り気があり、しかも水はけの良い場所。冬は土が凍るような場所では室内に取り込みます。
水やり
庭植えは特に必要ありません。鉢植えは春~夏にかけて水切れさせないように注意します。
肥料
寒肥として1月~2月に鶏ふんや堆肥を根元に埋め込みます。また、開花前とあとに油かすや化成肥料を株元に施します。
主な作業
植えつけ、移植は4月。堆肥などを十分いれ、その上に土をかぶせて植えつけます。埋め戻す土には腐葉土と化成肥料を混ぜます。深植えにしないようにします。大きなものには支柱を立てます。株分けもこの時期に行えます。
半耐寒性のため、秋には地上部は枯れてしまいます。枯れた地上部を切り取り、わらなどを敷いてマルチングを行い、春に枝を出させるようにします。
増やし方
さし木、種まき、株分けで増やせます。種ができない八重咲きの品種はさし木で増やします。落葉木の11月頃、今年の枝の基部を20cm位の長さに切って4月まで土の中や湿らせた砂の中などに保存しておきます。
早春、この木を15cmくらいに切り戻してさします。種まきは、秋に種をとって5月頃まきます。種に傷をつけてまくと発芽が早いです。