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花の管理方法

ボタン(牡丹)

ボタン(牡丹)
ボタン科
タイプ
落葉低木
原産地
中国

中国では『花の王様』・『花の神様』などと呼ばれています。
日本でも『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』と言いますが、どこの国でも、この牡丹の花の豪華で華麗で気品を感じさせる思いやイメージは同じようです。
県内のあちらこちらでも、5月になると牡丹園の話題なども耳にしますが、是非、ご自分のお庭で牡丹の花を楽しまれてはいかがでしょうか。

管理方法

植え付け・植え替え

牡丹の植えつけの時期は9月下旬から11月上旬です。
植替えもこの時に行ないます。
ただし、お庭に植えてあるものは、移植を嫌いますので、しない方が良いのですが、どうしてもと言う場合には、できるだけ根を切らないように注意して下さい。
鉢植えの場合は、どうしても成長するに従って、鉢の中も根でいっぱいになってきますので、植え替えをしなくてはいけませんが、この時も太く元気な根は大事にして下さい。

※ 春3月~5月頃にも植え付けることが出来ますが、この時期は気温も上がり暖かくなります。根を乾かさない様に注意して下さい。
根巻きやビニールポットに入ってお店に売っています。
麻布に包んで麻縄で縛ってあるものは、布や縄を取らずにそのまま植えつけます。
ポットに入っているものは、根土を崩さないように、そっと植えて下さい。

水やり

高温多湿を嫌う牡丹は、水はけの良い土に植えて根腐れしないように、表土が乾いたらタップリと与えてください。
冬は意外に乾燥しますので、株の上にワラやモミガラ、腐葉土などを敷いて乾燥から守ってあげましょう。
鉢植えの場合は、地植えよりも乾きやすいので、冬でも乾いたらタップリと水を与えて下さい。

肥料

植えつけ時期に、根から少し離れた所に、骨粉の入った油粕や、鶏ふんを株の回りに置いてください。
花後にもお礼肥として、同じ肥料を与えます。
翌年の春、3月~4月頃の芽だし時期にも与えます。

病害虫

12月から2月には、月に1回程度、石灰硫黄合剤を散布します。
この作業を行なっておけば、病気と虫の心配はほとんど無くなります。
また、花が終わった後に、殺菌剤を散布すれば完璧です。

剪定

①花後に咲き終わった花首を切り取ります。早めに花を摘み取ることで、株が弱りません。
②株元から2~3芽を残して、その上の葉の付け根に出ている小さな芽をかき取ります。
この作業をすると、来年花を咲かせる場合に、ヒョロヒョロせずに低い位置で花が咲き、コンパクトで形の良い株ができます。
③ 秋になって、葉が枯れてきたら、2~3芽残してある芽の上で切り戻します。②の芽をかき取った枝を切り取ると言う意味です。来年は、この残した芽に花が咲きます。