アブチロン
- 科
- アオイ科
- 属
- アブチロン属
- タイプ
- 一年草・多年草・常緑性低木
- 流通名(別名)
- 浮釣木
- 原産地
- 南アメリカ、熱帯・亜熱帯地域
- 開花期
- 5月~9月
- 耐寒性
- やや弱い
- 耐暑性
- 強い
- 花言葉
- 尊敬、憶測
原産地は世界の熱帯地方(南アフリカ・ブラジル・南アメリカなど)。温暖な環境があれば、周年開花も望める熱帯花木です。関東地方の南部では路地植えも可能です。新潟では冬場の北風が防げ、かつ日当たりが十分な環境を作ってあげれば、路地植えも可能な場合もありますが、新潟県の場合冬は室内に取り込めば一番安心です。新しい枝の先端にぶら下がる様に下向きに花を付け、とてもチャーミングで色も赤・白・黄色・オレンジ・ピンクとカラフルです。
管理方法
置き場所
春から秋までは、できるだけ日当たりのと風通しの良い場所で管理してください。日照不足になると、花付きが悪い、花色が冴えない、ひょろひょろと間延びするなどの特徴が現れます。
10月末から11月はじめ頃に室内の日当たりの良い所へ移してあげましょう。
水やり
春から秋は表面の土が乾いたらたっぷりと水を与えますが、冬は乾きが鈍りますので、乾燥気味に。
肥料
長期開花植物で、栄養不足になりやすいです。春から秋にかけて、化成肥料又は、有機肥料を2ヵ月1回と、もしくは10日に1回の液体肥料を与えてください。
植え替え
新潟県の場合は、5月~6月頃が適期です。
剪定
生育が早く、どんどん枝が伸びますが、花は新しい枝に咲きますので、伸びた枝を切り詰めて、新しい枝を出してあげましょう。花が残っているからもったいないと思わず、切り戻しを行ってください。
病害虫
風通しが悪かったり、高温が続いたりすると、ハダニやアブラムシやハマキムシなどが付着する事があります。オルトラン粒剤やスプレー式の園芸殺虫剤を使用してください。
植え替え
株が鉢いっぱいになったときや、葉色が悪く、芽の伸びも悪くなったときは根詰まりが原因なので植え替えをします。気温が上昇し始めの5月~6月頃に行います。排水と保水のバランスの良い土を使います。観葉植物用の土などでもよいです。枯れた葉をハサミで元から切り、株を鉢から抜き、土を半分くらい落とします。一回り大きな鉢に植え込みます。その後はビニール袋に鉢ごと株を入れ、2~3週間日陰に置き、芽が伸びてきたら袋から出し半日陰に置きます。なお株分けで増やすことも出来ます。