アジサイ
- 科
- アジサイ科
- 属
- アジサイ属
- タイプ
- 落葉性低木
- 流通名(別名)
- アジサイ(紫陽花)、ハイドランジア
- 原産地
- 日本
- 開花期
- 5月~6月
- 耐寒性
- 強い
- 耐暑性
- 普通
- 花言葉
- 移り気、浮気
6月というと、雨の季節『梅雨』。梅雨のこの時期に思い浮かべる花はと言うと、紫陽花ではないでしょうか。古くからある日本アジサイをヨーロッパで品種改良したものを、『ハイドランジア(西洋アジサイ)』と呼んでいます。品種改良が進み、花色が豊富になりました。ハイドランジアは、日本アジサイより寒さには強くないので、庭植えよりも鉢物にして室内に向いています。土壌の酸性又はアルカリ性により、花色の変化がある種が存在します。
管理方法
置き場所
日光を好みますが、強い直射日光は苦手です。明るい半日陰などに置いてください。あまり暗いところに置くと、色が薄れてきます。
水やり
表面の土が乾いたら、タップリと与えます。特に、お花が咲いているときは、乾燥しやすいので注意してください。
肥料
新芽の伸びる頃には、骨粉の入った油粕や、化成肥料を与えてください。花が咲いている間は、10日に1回液体肥料を与えます。花が終わってからも、骨粉の入った油粕や、化成肥料を与えてください。
花後の管理
花が終わったら、花のすぐ下で切ります。花芽は秋に作られますので、それまでにしっかりした枝を作っておかなければなりませんので、できるだけ花が終わったらすぐに、剪定を終わらせてください。花の下の2~3節を切り詰めます。来年はその下の芽が花芽となり、伸びてきた新しい枝の先に花を咲かせます。
アジサイは土の性質によって、花の色が変わります。酸性の土では、青色。アルカリ性から中性の土では、赤色に変わる傾向があります。そのため、青色の花には、鹿沼土やピートモス土に混ぜて使います。また、赤色の花には、腐葉土や石灰を混ぜて、土壌を改良するといいです。時期的には、春の新芽が伸びる前がいいです。