アケビ(アケビア・クイナタ)
- 科
- アケビ科
- 属
- アケビ属
- タイプ
- つる性落葉低木
- 流通名(別名)
- 通草、アクビ、アケビカズラ
- 原産地
- 日本(本州・四国・九州)、中国、朝鮮半島
- 開花期
- 4月~5月
- 耐寒性
- 強い
- 耐暑性
- 強い
- 花言葉
- 才能
野山の甘味果物として有名ですが、山形・新潟では山菜として新芽も食します。
秋には果実が熟し、実を包んでいる果皮が裂けて、中から黒いタネがたくさん入った、白くて美しい果実が現れます。
このことから、『開実』=『アケビ』と、名が付いたと言われています。
アケビに良く似ていますが、果実が割れないものがあります。『ムベ(つる性の常緑樹)』です。別名は『トキワアケビ』と言います。
管理方法
置き場所
暑さ寒さに非常に強く、1年中屋外で管理できます。
半日陰になるような場所でも十分育ちます。
水やり
鉢植えの場合には、土の表面が乾いたらタップリと与えます。
肥料 春先3月~4月と秋10月頃に骨粉の入った油粕を与えます。
増やし方
つるを切り取り、挿し木で増やせます。
特徴
1本の木に、雌花(雌花は雄花の下に咲きます。)と、雄花が4月頃咲き、少し香りがします。
アケビには葉が3枚の品種と5枚の品種があり、実を付けるためには、他の品種の株の花粉が必要になります。受粉すれば、秋に赤紫色の細長い(10cm位)丸みのある果実ができます。
春に伸びるつるの新芽はお浸しに、果実の皮は油いために、また、果実は生食で素朴な甘みを楽しめます。
鉢植えの盆栽として、または、生垣やフェンスにからませて楽しみましょう。