金のなる木
- 科
- ベンケイソウ科
- 属
- クラッスラ属
- タイプ
- 多肉植物
- 流通名(別名)
- 花月、クラッスラ、黄金花月
- 原産地
- 南アフリカ
「金のなる木」という名前は、若芽のところに5円玉を通しておくと、成長したときにお金がなっているように見えるところからついたようです。年数がたつと盆栽的な風格がでます。
比較的早く花を咲かせる”華花月”、白い斑の入る”花月錦”など種類もさまざまです。
華花月は茎の直径が2cm以上、高さ20cmくらいで花をつけますが、普通の花月は茎の直径5cm以上、高さ40cmくらいにならないと花をつけません。
管理方法
置き場所
霜のおそれがなくなる春~秋までは日当たりの良い戸外に置きます。霜に当たると凍害を受けるので、冬は日当たりの良い室内に置いてください。なるべく雨の当たらないところに置きます。
水やり
5月~7月までは土が完全に乾いてからタップリと与えます。8月~9月までは月に1~2回程度に減らします。10月~11月は土が完全に乾いてからタップリ、冬は月に1回程度に減らします。
肥料
5月~7月に緩効性の肥料を施します。秋(9月~10月頃)にリン酸分の多い肥料を施します。
植え替え
4号鉢までのものは毎年植え替え、5号鉢以上のものは2~3年に1回植え替えます。適期は八重桜が咲き終わった頃です。用土は市販されている専用の土を使うとよいでしょう。
増やし方
茎の先端を2~3節で切り取り、切り口を2~3日乾かして土に埋めるだけで発根します。
ポイント
春~秋の生育期に水をたくさん与えるとよく生育しますが、花がつきません。
花をつけるには8月頃に水と肥料を控えるのがポイントです。