ツツジ
- 科
- ツツジ科
- 属
- ツツジ属
- タイプ
- 常緑、落葉低木
- 原産地
- 東アジア、ヨーロッパ、北アメリカ
- 開花期
- 4月~5月
- 花言葉
- 自制心・愛の喜び
ツツジは日本に数多くの種類が自生し、春の野山を美しく飾り、古くから鑑賞されてきました。たくさんの園芸品種があり、庭木あるいは鉢植えとして世界中で広く利用されています。中でもクルメツツジは数百の品種があり、花色も豊富で人気があります。
丈夫で、強い刈り込みにも耐えるので街路や公園の植え込みにも適しています。日本、中国など東洋原産の常緑性ツツジと北半球に自生している落葉性ツツジがあります。
花の管理方法
置き場所
周年日当たり。
植付け
ツツジは、水はけの悪い場所を嫌うので、水はけのよい土を盛り上げて植えるか、傾斜のある場所を選んで植えます。酸性土を好むので、植え付ける際はピートモスや腐葉土を土に2~3割混ぜるとよいでしょう。常緑性ツツジの植え付けは2月~4月と9月~10月です。落葉性ツツジは落葉期間中が植え付けの適期です。日当たりが悪いと花付きが少なくなります。
水やり
庭植えは夏季に晴天が続き、ひどく乾燥している場合を除き必要ありません。
鉢植えは鉢土の表面が乾いたらたっぷり与えます。冬は控えめにします。
肥料
油かす(寒肥)、緩効性肥料(花後・夏・秋)を与えます。ツツジは根が弱いので、少量を地表に置き肥の形で与えます。
増やし方
挿し木で増やします。梅雨時に今年伸びた枝を10cm前後に切って水はけのよいさし床にさすと約1ヶ月で発根してきます。落葉性のツツジは挿し木が困難なので実生で増やされています。秋に採取した種を乾燥貯蔵しておき、3月~4月に水ゴケ、ピートモスにまきます。