ミニバラ（ミニチュアローズ）

小型のバラで四季咲き性が多く、日光と温度があれば1年中咲かせることができます。
単品で鉢植えでも、寄せ植えの材料としても良く使われます。赤やピンク・黄色・オレンジ・白、品種も増えてとてもカラフルになりました。

暑さ寒さに非常に強く、1年中屋外で管理できます。
なるべく日当たりが良く、風通しの良い場所で管理します。
地植えにする場合は、土の跳ね返りなどで汚れたり、病気の原因にもなりますので、株の回りにワラやバークチップ等を敷いておくと良いです。

水は切らさないように管理します。
表面の土が乾いたらタップリと与えます。特に夏の乾きには十分注意してください。

肥料は大好きです。ほぼ1年中、四季咲きのものは特に、花が終わるたびに油粕を与え、10日に1回は、水やりの代わりに1,000倍に薄めた液体肥料を与えます。
鉢植えなどで、室内に置く場合には、化成肥料のほうが臭いを気にせず使えます。

一輪が咲き終わったら、花のすぐ下から摘み取ります。
ミニバラは夏でも花を咲かせますが、この夏に株の3分の1を刈り込んでおくと、秋にはまたたくさんの枝に花を咲かせてくれます。
秋遅くから、冬の間に思い切って、少し深めに剪定をしておくと、翌年の春には、また一段と花を咲かせてくれます。

バラは、冬には落葉または、半落葉の種類が多く、この落葉時期に植え替えを行います。
年中出回っているミニバラの植え替えは、根を傷めたりさせないように、なるべく土を崩さないよう植え替えてください。
こうすれば、いつでも植え替えはできます。

うどん粉病やアブラムシがつくことがありますがスプレー式・粒状の薬品が便利です。