ハイビスカス
- 科
- アオイ科
- 属
- フヨウ属
- タイプ
- 常緑低木
- 流通名(別名)
- ハワイアン・ヒビスクス
- 原産地
- 世界の熱帯、亜熱帯
- 開花期
- 6月~10月
- 耐寒性
- 弱い
- 花言葉
- 愛の告白、繊細な美しさ
真夏の太陽の下、次々と咲きつづけ、南国情緒あふれるハイビスカスは、ハワイでは州の花に、マレーシアでは国の花にされています。夏の代表的な花木です。
花色は赤、白、黄、オレンジ、桃、覆輪などがあります。花形も多く、花の先端にさらに花が咲いている2段咲きもあります。寒さに弱い熱帯花木なので、一般的には鉢植えで楽しみます。
管理方法
置き場所
6月~10月は戸外の日当たり、それ以外の期間は室内の日当たりの良い場所に置きます。
水やり
春~秋までは土が乾いたらタップリと与えます。特に初夏~夏にかけては乾きやすいので気をつけます。夕方までに乾いたら夕方にも与えます。冬は控えめにします。
肥料
6月~10月の1ヶ月に1回、緩効性の化成肥料を5号鉢に3個、固形油かすなら月に1回、2個置き肥します。真夏に弱っているときは置き肥せずに、液体肥料を週に1回程度施します。
主な作業
植え替えは4月~6月頃です。葉の整理などをしてあげると良いです。さし木も同じ時期にできます。枝を2~3節に切り、大きな葉は半分に切って、赤玉土などにさして明るい日陰に置くと2~4週間で発根します。
剪定は6月~9月です。新しい枝に花をつけるので、適宜、徒長枝や古い枝を切り戻します。大きくなりすぎた株は3~5節残して伸びすぎた枝を切り戻すと、また芽が伸びて花をつけます。
ポイント
日当たりが悪いと花が咲きません。必ず日当たりの良い場所に置きましょう。また、水・肥料を好むので、水切れ、肥料切れをおこさないように気をつけましょう。
冬越しするとき、大株の場合は切り戻してコンパクトにしてから室内に取り込むとよいでしょう。また、さし木の苗で冬越しさせれば場所をとりません。