新潟県内最大級の花屋

ボケは日本中国を原産とする落葉性の低木です。現在では200あまりの品種が知られています。
花の形は、一重、半八重、八重などがあり花色は赤、白、ピンクなどで絞り模様のはいるものや2色になるものなど多彩です。枝にはとげが生えており、短い枝に花がびっしりとつきます。
ちなみに漢字では「木瓜」と書きますが、中国ではこの単語は「パパイヤ」のことを指します。

管理方法

置き場所

日当たり、風通しの良い場所で育てます。
冬に鉢植えを室内で観賞する場合は、室内の良く日の当たる窓際に置くようにしましょう。

水やり

土の表面が白く乾いたら鉢底の穴から水が抜けるまで与えます。
花が咲いているときは、花に水がかからないようにしましょう。

肥料

肥料は地植えの場合は植え付ける前に油かすを施します。
鉢植えの場合は植え付ける前に肥料を施す必要はありません。
追肥として、花の終わった直後、10月、1月にそれぞれ1回ずつ計3回、粒状の化成肥料または、油かすと骨粉を混ぜて丸めたもの（玉肥）を施します。

植え替え

地植えの場合は植え替えの必要はありません。
鉢植えの場合は鉢の中が根でいっぱいになるので1年から2年に1回植え替えが必要です。
行う時期は9月から10月で、まわりの土を半分くらい落として、古い根を3分の1ほど切りつめてから一回り大きな鉢に植え替えます。植え替え後は水をたっぷりと与え、落ち着くまで2週間は直射日光の当たらない場所で管理します。

増やし方

挿し木、根ふせで殖やすことができます。
適期はいずれの方法も9月から10月です。
挿し木は枝先を10cmほどの長さに切り取って切り口を斜めに切り、水につけて1時間ほど吸水させて赤玉土を入れた鉢に挿します。
根ふせは植え替えする際に太めの根を5～10cmくらいの長さに切り取り赤玉土の植えに横に寝かせてその上に隠れる程度に薄く土をかけて明るい日陰で管理します。