ミカン

寒さに強い柑橘類の1つです。
寒さに強いといっても新潟の冬を越すには防寒が必要です。
そのため、新潟では寒さが厳しくなる前に収穫できる、宮川早生や日南早生など、早生品種の方が栽培に向いているといえます。

購入した苗木がまだ小さい場合は、地植えせずに鉢植えのまま育て、冬場は屋内に取り込むようにした方がよいです。
成長し地植えにする際は、日当たりと水はけの良い所、また冬場は冷たい風がしのげる場所を選び、冬は雪囲いをしましょう。
植え付け適期は春、または春枝の成長が止まる6月頃が望ましいです。

乾いたらタップリ与えて下さい。

幼木の時は、春・秋に根の周りにすき込むように骨粉入りの油かすなどを与えます。
結実するようになったら、枝が伸びだす3月、実が付く秋口、収穫後に、骨粉入りの油かす等を与えます。

幼木の1年目は全摘果し、2〜3年目までは除々に摘果数を減らす程度にします。
成木になったら、葉10枚～30枚に実1つを目安に摘果しましょう。

幼木のうちは剪定をせずに、2〜3年目以降から軽い剪定をします。
収穫皮より中身の方の成熟が早いので、ミカン色に色づいたら早めに収穫しましょう。